「いつか夢で」("Once Upon a Dream")は、ウォルト・ディズニー製作の1959年のアニメ・ミュージカル・ファンタジー映画『眠れる森の美女』のために書かれた楽曲である。この曲のメロディはピョートル・チャイコフスキーのバレエ『眠れる森の美女』の「村人の大ワルツ(ガーランド・ワルツ)」に基づいている。
「いつか夢で」は映画のメインテーマであり、オーロラ姫とフィリップ王子の愛のテーマでもある。映画では序曲と3度目のフィナーレとして合唱団によって歌われ、またオーロラとフィリップの声を担当したメアリー・コスタとビル・シャーリーも歌われている。
認定
主なカバー
アメリカ合衆国のガール・グループであるノー・シークレッツは2003年に『眠れる森の美女』の2枚組DVDのためにカバーした。これは2004年のコンピレーション・アルバム『WOW!〜ディズニーマニア2』に収録された。
エミリー・オスメントは2008年10月発売の映画のプラチナ・エディションのためにカバーした。オスメントのカバーは2008年のコンピレーション・アルバム『Princess Disneymania』に収録された。
セス・マクファーレンは2020年のショー・チューン・アルバム『Great Songs from Stage & Screen』でこの曲をカバーした。
ラナ・デル・レイのバージョン
「いつか夢で」は1959年のオリジナル映画をリメイクしたダークファンタジー映画『マレフィセント』のためにアメリカ合衆国のシンガー・ソングライターのラナ・デル・レイによりカバーされた。この曲は2014年1月26日に公開され、Google Playストアで最初の週に無料デジタルダウンロードとして提供された。2月4日、デジタルダウンロード版が購入可能となった。
批評家の反応
このカバーは概ね好意的に受け入れられた。『フォーブス』はこのカバーを「ムーディで控えめ」、Stereogumは「魅力的」で「ぼんやりしている」と評した。Hypableはデル・レイのカバーはオリジナルよりも「はるかに暗い」と評し、「若干のラジオ効果」があると指摘し、彼女のパフォーマンスが「心に残る」と述べた。『スピン』は予告編で使われた曲の断片について、「スモーキーなヴォーカル、魅惑的な誘惑的な歌い方、そして繊細なピアノが、1959年のおとぎ話の歌を心に残る子守唄に変えている」と評した。『コンプレックス』は、彼女のカバーはオリジナルと比較して「陰鬱で不吉」な印象を受けると評した。
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参考文献
外部リンク
- Disney Sing-Along - YouTube



