ロドルフォ・カストロ(Rodolfo Castro, 1999年5月21日 - )は、 ドミニカ共和国エリアス・ピーニャ州エル・ジャノ出身のプロ野球選手(内野手)。右投両打。MLBのフィラデルフィア・フィリーズ所属。
経歴
プロ入りとパイレーツ時代
2015年にインターナショナル・フリーエージェントでピッツバーグ・パイレーツと契約を結んでプロ入り。
2016年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・パイレーツでプロデビュー。56試合に出場して打率.271、2本塁打、29打点、2盗塁を記録した。
2017年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツでプレーし、53試合に出場して打率.277、6本塁打、32打点、4盗塁を記録した。
2018年はA級ウェストバージニア・パワーでプレーし、105試合に出場して打率.231、12本塁打、50打点、6盗塁を記録した。
2019年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズとA 級ブレイデントン・マローダーズでプレーし、118試合に出場して打率.242、19本塁打、73打点、7盗塁を記録した。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。オフの11月20日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。
2021年4月21日にメジャー初昇格し、同日のデトロイト・タイガースとのダブルヘッダー第2試合にて「8番・三塁手」で先発出場してメジャーデビュー。この年メジャーでは31試合に出場して打率.198、5本塁打、8打点を記録した。なお、5本塁打はメジャー初安打から5安打目までに記録しており、「メジャー最初の5安打が全部本塁打」というMLB史上初の快挙となった。
2022年8月9日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦、スマートフォンを尻のポケットに入れて出場し、走塁中に三塁ベースへ滑り込んだ際に落として問題となった。これにより、MLBが定める電子機器に関するルールに違反することとなり、8月16日には1試合の出場停止処分と非公開の罰金を科された。
フィリーズ時代
2023年8月1日にベイリー・ファルターとの交換でフィラデルフィア・フィリーズに移籍した。
2024年はシーズン開幕をAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで迎えた。A 級ジャージショア・ブルークロウズ、A級クリアウォーター・スレッシャーズなどでもプレーした。しかし 8月22日に右親指の靭帯断裂と診断され、シーズン終了となった。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
背番号
- 64(2021年)
- 14(2022年 - 2023年7月)
- 29(2023年8月 - )
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 C
- ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Rodolfo Castro stats MiLB.com (英語)



