ジョニー・ラファエル・ブリート(Jhony Rafael Brito, 英語発音: /ˈʤɑni ˈbritoʊ/, 1998年2月17日 - )は、ドミニカ共和国出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのサンディエゴ・パドレス所属。
略歴
プロ入りとヤンキース時代
2015年11月に契約金3.5万ドルでMLBのニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結ぶ。以後マイナーでは先発投手として起用される。
2017年シーズン中にトミージョン手術を行った。
2018年はシーズンにかけて全休となった。
2019年に1Aで復帰した。
2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグが開催されず、公式戦には出場しなかった。
2021年はハイAで開幕を迎えたが、球団傘下屈指のstrike-throwersとして好成績を収める。
2022年はトリプルAまで昇格。速球の平均球速が 90 mph 中盤まで急上昇した。オフに40人枠に追加され、MLB.comの球団プロスペクトランキングでは27位に入り込んだ。
2023年はヤンキースが開幕からローテーション先発投手のルイス・セベリーノ、カルロス・ロドン、フランキー・モンタスらがケガで離脱。その穴埋めとしてブリートが開幕ローテーションに抜擢され、4月2日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で先発登板しメジャーデビュー。この試合では5.0回を投げて無失点、6奪三振を記録し、メジャー初登板で初勝利を挙げた。
パドレス時代
2023年12月6日にフアン・ソト、トレント・グリシャムとのトレードで、マイケル・キング、カイル・ヒガシオカ、ドリュー・ソープ、ランディ・バスケスと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した。
2024年3月20日に開幕ロースター入りした。
選手としての特徴
平均90mph 台半ば・最速98mph の速球と、80mph 台半ばのチェンジアップが主な球種で、その他にスライダーとカーブも使用する。
2021年のマイナーでの与四球率が1.62と優れた値を記録していた。2022年に速球の平均球速が急上昇すると、それに伴って与四球率も2.80に上昇した。奪三振能力は2022年シーズン時点ではあまり高くなく、打たせて取るタイプと評価されている。
詳細情報
年度別投球成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
背番号
- 76(2023年 - )
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 B
- ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Jhony Brito stats MiLB.com (英語)




