半田市立博物館(はんだしりつはくぶつかん)は、愛知県半田市の半田地域文化広場内にある博物館。半田市立図書館との複合施設となっている。

概要

半田市立博物館は、1984年(昭和59年)10月1日開館。同日、半田市立図書館が現在地へ移転し、博物館との複合施設となった。

知多半島の自然・考古・歴史・民俗資料、半田地域の特産物である酢の醸造に関する展示(国指定重要有形民俗文化財「半田の酢醸造用具」)や、市内31輌の山車が1輌ずつ順番に展示され、地域博物館としての特色を打ち出している。

施設概要

  • 構造:鉄筋コンクリート2階建塔屋1階
  • 常設展示室:3部屋
  • 特別展示室
  • 導入展示室 :半田の歴史と文化財

利用案内

  • 開館時間:10時 - 18時
  • 休館日:月曜日(祝日開館、翌平日休館)、年末年始
  • 入館料:無料

主な収蔵品

半田の酢醸造用具
  • 機械化される以前の江戸時代から明治にかけて中埜酢店(現ミツカンホールディングス)で使われていた酢の醸造関連の道具類である。
  • もろみを人力で圧搾する際に使った「フネ」と呼ばれる木製の装置など計323点で構成され、原料処理から容器詰めまでの計7工程で使われたものが体系的に保存されている。
  • 1984年(昭和59年)9月に中埜酢店が博物館開館前の半田市に寄贈し、2016年(平成28年)3月2日に国の重要有形民俗文化財に指定された。

交通アクセス

鉄道
  • 名鉄河和線 成岩駅から徒歩約20分。
バス
  • 名鉄河和線 知多半田駅下車、「知多半田駅(雁宿ホール前)」バス停から半田市公共交通バス「ごんくる」半田中央線(南吉バス)乗車、「半田図書館・博物館」バス停下車。
  • 名鉄河和線 成岩駅下車、「成岩駅西」バス停から半田市公共交通バス「ごんくる」青山・成岩線(青成バス)乗車、「半田図書館・博物館」バス停下車。
  • 名鉄河和線 青山駅下車、「青山駅」バス停から半田市公共交通バス「ごんくる」青山・成岩線(青成バス)乗車、「半田図書館・博物館」バス停下車。
自動車
  • 知多半島道路・南知多道路 半田ICから約5分。
  • 知多半島道路・知多横断道路 半田中央ICから約10分。

脚注

関連項目

  • 半田市
    • 半田市立図書館 - 同一敷地内にあり複合施設となっている。
    • 新美南吉記念館 - 半田市立の文学館。
  • 日本の博物館の一覧

外部リンク

  • 半田市立博物館 - 半田市

半田空の科学館・半田市体育館をご紹介します。|トピックス|アクティオ株式会社

半田市の文化施設・庁舎など(半田市)

「半田市立博物館」(半田市博物館/科学館〒4750928)の地図/アクセス/地点情報 NAVITIME

半田市の文化施設・庁舎など(半田市)

半田市立博物館 観測所雑記帳