海上町(かいしょちょう)は、愛知県瀬戸市山口連区の町名。丁番を持たない単独町名である。

地理

  • 瀬戸市の南端に位置する。西を屋戸町・若宮町、北を西山路町・山路町・東山路町・上山路町、東を豊田市広幡町、南を広久手町と隣接している。
  • 標高120〜230mの山林地帯。

河川

  • 赤津川 : 町の西端、若宮町との町境付近を南流している。
  • 篠田川(赤津川支流) : 町の北部を西流し、町の北東端で赤津川に注ぎ込んでいる。途中に篠田砂防池がある。
  • 海上川(赤津川支流) : 町の南西端、広久手町との町境付近を北西に流れている。
  • 北海上川(海上川支流) : 町の中央部を西流し、町の南西端で海上川に注ぎ込んでいる。途中に海上砂防池がある。

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる。

歴史

町名の由来

この地から縄文土器が出土していることから歴史は古く、猿投神社所蔵の古い地図によれば、猿投山の麓まで海で、現在の瀬戸市街地のほとんどが海であった。古書には海所として記されたものが多く見られ、海所が海上となり海上町と名付けられたといわれる。

沿革

  • 1981年(昭和56年)3月31日 - 瀬戸市大字山口字海上の一部により、同市海上町として成立。

世帯数と人口

2024年(令和6年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

交通

鉄道

町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は愛知環状鉄道・愛知環状鉄道線山口駅になる。

バス

町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、瀬戸市コミュニティバス「上之山線」の山口駅バス停になる。

道路

町内に国道・県道は通っていない。

施設

  • 海上の森 : 瀬戸市海上町を中心に上之山町、屋戸町、吉野町、広久手町にかけての地にある約600haの里山と森林、公園。海上町内には、入口駐車スペース・里山サテライト(愛称:かたりべの家)・海上砂防池・篠田砂防池・物見山などがある。

その他

日本郵便

  • 郵便番号 : 489-0855(集配局:瀬戸郵便局)。

脚注

出典

注釈

参考文献

  • 瀬戸市 編『昭和56年3月31日施行 山口地区・菱野字台六 町名設定調書』瀬戸市、1981年。 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。 
  • 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。 

関連項目

  • 瀬戸市の地名
  • 海上町(うなかみまち) : 千葉県の東部、海上郡(かいじょうぐん)にあった町。

外部リンク

  • 瀬戸市ホームページ
  • ウィキメディア・コモンズには、海上町 (瀬戸市)に関するカテゴリがあります。

瀬戸ってこんなまち せと・まるっとミュージアム 瀬戸市観光情報公式サイト

瀬戸際に立てる場所 日本歴史旅行協会

瀬戸市の瀬戸川沿い | 瀬戸市観光

早瀬瀬戸 瀬戸内海 YouTube

Foto de 瀬戸大橋と瀬戸内海沿岸の漁港入り口。 漁港入り口の赤い防波堤灯台。 向かって右側が赤灯台、灯火も赤色。 do Stock