井野 亜季子(いの あきこ、1986年9月28日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。

来歴

東京都江戸川区出身。小学校4年生よりバレーボールを始める。成女学園中から誠英高等学校に進学し、春高バレー・インターハイ等に出場した。

卒業後はVリーグ(プレミアリーグ)の日立佐和リヴァーレに入団し、2005年世界ジュニア選手権で大活躍をして注目される。第12回Vリーグ(2005-06年)は、ルーキーながらシーズン中盤からレギュラーに定着。正確な粘り強いレシーブで、サーブレシーブ賞を受賞する。2006年5月開催の第55回黒鷲旗大会では日立佐和リヴァーレの準優勝に貢献し、ベストリベロに輝く。2006-07Vプレミアリーグにおいて、サーブレシーブ賞を2年連続受賞した。

2006年、全日本代表初選出。同年ワールドグランプリ大会で代表デビュー。世界選手権で世界三大大会に初出場する。

2007年4月末日をもって日立佐和を退社。同年5月よりフランスのプロバレーボールクラブであるRCカンヌで2年間プレーした。このときのチームメイトにはヴィクトリア・ラヴァ(フランス)、ナディア・チェントーニ、ヴァレンティーナ・フィオリン(イタリア)、エヴァ・ヤネヴァ(ブルガリア)がいる。

2009年6月、NECレッドロケッツに入団。第59回黒鷲旗大会でベストリベロ賞を受賞した。

2010年に全日本へ復帰しワールドグランプリに出場、同年11月の世界選手権にレシーバーとして出場し、銅メダルを獲得した。2010-11Vプレミアリーグでは四強入りを果たし、同シーズンのサーブレシーブ賞とレシーブ賞の2冠を獲得した。第60回黒鷲旗大会で準優勝の原動力となった。

2012年、3年間所属していたNECレッドロケッツを離れ、アゼルバイジャン・スーパーリーグのアゼリョル・バクーに移籍した。

2014年1月17日、自身のブログで現役引退を発表。同年5月、自身のブログで今村駿との入籍を公表した。

人物・エピソード

キャッチコピー
火の玉リベロは19歳(2006世界バレー)
  • 日立佐和時代のコートネームは出身校である誠英高等学校より「セイ」。2006世界バレーでのシャツネームにも「SEI」が用いられた。

球歴

  • 全日本代表 - 2006年、2010-2012年
  • 全日本代表としての主な国際大会出場歴
    • ワールドグランプリ - 2006年、2010年
    • 世界選手権 - 2006年、2010年

受賞歴

  • 2006年 - 第55回黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会 ベストリベロ賞
  • 2006年 - 第12回Vリーグ サーブレシーブ賞 
  • 2007年 - 2006-07 Vプレミアリーグ サーブレシーブ賞
  • 2010年 - 第59回黒鷲旗大会 ベストリベロ賞
  • 2011年 - 2010-11Vプレミアリーグ サーブレシーブ賞、レシーブ賞
  • 2011年 - 第60回黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会 ベストリベロ賞

所属チーム

  • 平井南小
  • 成女学園中
  • 誠英高等学校
  • 日立佐和リヴァーレ(2005-2007年)
  • RCカンヌ(2007-2009年)
  • NECレッドロケッツ(2009-2012年)
  • アゼリョル・バクー(2012-2013年)

脚注

外部リンク

  • 井野亜季子 - 欧州バレーボール連盟 (英語)
  • NECレッドロケッツ メンバー紹介(2012年4月当時)
  • CEV プロフィール
  • マネジメント会社ウェブサイト
  • 井野亜季子のSEI YES!(公式ブログ)
  • story:) - Ameba Blog

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KMuseum(20060527)

井野亜希子@Vプレミアリーグ 1112 神奈川大会 Volleyball Photos_JP Flickr